芦田川 きれい☆きれいプロジェクト『河川浄化チャレンジ月間』の結果報告をアップしました。
芦田川環境マネジメントセンター、国土交通省 福山河川国道事務所及び福山市は、芦田川の水質浄化に取り組む『河川浄化チャレンジ月間』を、
2025年11月1日~11月30日の1ヵ月間実施しました。
『河川浄化チャレンジ月間』は2007年度からスタートしており、通算で19回目となります。
今年度は、福山市内の小中学校をはじめ、流域の市民団体の皆様にチラシ・アンケートにご協力をいただくとともに、
瀬戸川・高屋川流域を中心に、芦田川流域全体に“家庭で出来る水質浄化の取り組み”の実践を呼びかけ、小中学校においては、生徒が持つタブレットによる回答方式を試行しました。
参加者からは、意識の変化や今後の取り組みへの決意など、年間を通じた取り組みとして流域全体へ展開していくことが期待できる積極的な意見を多数いただきました。
1.取り組み内容
1)取り組み状況
流域の町内会や、学校、地元団体、企業などに広く取り組みの実践を呼びかけた結果、全体で225世帯に参加いただけました。
水質調査では、生活排水等の汚れの量が削減されており、多くの方々に取り組んでいただいた結果であると考えます。
なお、下図に示す学区・小学校には、チラシやアンケートの配布・回収、ホームページへの入力にご協力をいただきました。参考として、以下にアンケート回収数を示します。
| 瀬戸川流域 | : | 18世帯(瀬戸学区、赤坂小学校など) |
高屋川流域 |
: | 179世帯(駅家小学校、御野小学校など) |
| 芦田川本川流域等 | : | 27世帯 |
| その他 | : | 1世帯 |
| 計 | 225世帯 |

図.(参考)これまでにご協力いただいた学区および学校のエリア
2)取り組み項目
各家庭で5つの取り組みを実施していただきました。
- 排水口にネットをかけて、調理くずや食べ残しを流さない
- 汚れのひどい鍋、食器類は、ふき取ってから洗う
- 食用油は直接流さず、紙にしみ込ませたり、固めたりしてごみとして出す
- 食器類を洗う時に、洗剤の使用量を減らす
- 洗濯の時に、洗剤の適量使用を心がける

2.調査結果
1)調査結果
本年度も、瀬戸川における水質分析結果は良好であり、測定項目であるBOD(生物化学的酸素要求量)・SS(浮遊物質量)は環境基準(B類型)※を満足していました。
活動を始めた頃の結果(平成19年)と比較すると、水質は非常に良好になってきており、環境基準未満での横這いに推移しています。 各年で多少の増減はあるものの、安定して良好な水質を維持していると言えます。 このことは、下水道や合併浄化槽の整備に加え、流域住民の皆さんが、項目①~⑤について、積極的に取り組んでいただいた結果、 生活排水等の汚れの量が削減されたためと考えられます。今後も取り組みを継続し、良好な水質を維持していくことが大切です。

※平成18年以前及び令和6年以降は国土交通省定期採水のデータを使用
※瀬戸川下流は類型Bに区分されています。利用目的の適応性は、主に以下のものが挙げられます。
・水道3級:前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの
・水産2級:サケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物用及び水産3級の水産生物用
2)参加者からの意見(一部抜粋)
意識の変化や環境への関心の高まり、今後の取り組みへの決意など、年間を通じた取り組みとして流域全体へ展開していくことが期待できる積極的な意見を多数いただきました。
- 学校の授業でも、河川浄化についてみんなで話し合う機会があったらいいなと思いました。
- 前回参加してから意識して行動できている。チャレンジ月間があることで、改めて取り組みを意識出来るので良いと思う。
- 楽しく取り組めました。意識して行動する事の大切さがわかりました。
- 子どもにも気をつけるよう意識づけができました。
- これからも、河川浄化チャレンジ月間をつづけていくといいと思いました。
- こんなことを一人一人ががんばってやることで川がきれいになることをしりました。つぎからもとりくみたいと思います。
- 少しでも少しでもと皆が心がけることが必要なんだと感じました。



