芦田川 きれい☆きれいプロジェクト『河川浄化チャレンジ月間』のアンケート調査結果
「河川浄化チャレンジ月間」にて実施したアンケート調査結果を取りまとめたものを以下に示します。
Q1. 回答者の年代
20代未満の方が最も多く4割強、次いで40代の方が2割弱という結果となりました。
回答者年代 |
人数 |
---|---|
20代未満 | 555 |
20代 | 8 |
30代 | 130 |
40代 | 212 |
50代 | 62 |
60代以上 | 101 |
無回答 | 205 |
計 | 1273 |
Q2:「水質浄化の取り組み」を実行して、感じられたこと、行動の変化等はいかがですか?
<結果の概要>
- 「これからも続けて取り組んでいきたい」という意見が、全体の約7割強と最も多い結果となりました。
- 「芦田川に限らず、環境への関心が深まった」という意見が全体の約4割であり、本取り組みを通じた、環境に対する意識向上が確認されました。
- 「前から取組んでいたので、特に変化はない」という意見が全体の約3.5割であり、普段から継続して実施している人が半数近くみられる結果となりました。
- <その他の意見(主な回答)>
-
- 環境を大切にするのがすばらしい事だと改めてよく分かった。
- 浄化槽の設置の推進をみんなでどうすれば絶対きをつけられるかをたくさん考えられた。
- 毎回同じ取り組み項目なので違う項目もあればよいと思う。
- 以前から取り組んでいるので、とくに変化はない。
- 大人は普段から生活の中で意識している部分があるが、子供にとって身近な川の環境について考える良い機会になったと思う。
- 子どもが環境について興味を持つようになって良かった。
- 普段から環境におよぼしますゴミの影響を子供と話すことをしております。犬のさんぽ中に、ゴミ拾いをするなど、実践しております。また、高屋川に流れているゴミを見て、ぜんぶひろえる道具があればいいね。など話しています。
- 食器等はお湯で洗えば洗剤はいらぬ程だが温暖化が心配になる。
Q3:水質浄化の取り組みを実行した結果、どのように暮らし方に変化が現れたかお尋ねします。
<結果の概要>
- 「排水口にネットをかけて、調理くずや食べ残しを流さない」「食用油は直接流さず、紙にしみ込ませたり、固めたりしてごみとして出す」という項目は、6割強程度の世帯で以前から実践されているという結果になりました。
- 「汚れのひどい鍋、食器類は、ふき取ってから洗う」「食器類を洗うときに、洗剤の使用料を減らす」「洗濯の時に、洗剤の適量使用を心がける」という項目は、今回から新たに3割から3割強程度の世帯の方に実践していただくことができました。
- 「その他の取り組み」という項目で、独自の取り組みについてお伺いしたところ、たくさんの回答を頂きました。
- <その他の取り組み(主な回答)>
-
- 風呂の残り湯で洗たくする
- 水を多く使わない
- シャンプー、リンスの適量
- 食べ残しをしない
- マヨネーズやソースの量を減らす
- 自立型水切りゴミ袋と排水口ネットを毎日交換、流し台の洗浄
- ごみや石を川に投げない
- ハンドソープなどをたくさん出さない
- お風呂のせっけんをつかいすぎない
- 調理の時に油の使用量をへらす。(あげものをする時、あげやきにしてみたりする)
- 油料理でないときは、メラニンスポンジだけで洗っている
- 米のとぎ汁を直接流さず、EM で発酵させている。
- 洗剤は、使用後に水に戻りやすい、環境に負担がかかりにくい優しい成分のものを選んで使う。
- ネットとストレーナーの間に油キャッチシートを使用
Q4:『河川浄化チャレンジ月間』について、ご意見・ご感想がありましたら、ご記入ください。
意識の変化や今後の取り組みへの決意など、年間を通じた取り組みとして流域全体へ展開していくことが期待できる積極的な意見が多数見受けられました。
- 使わなくなったタオルを一緒に切って、食器やフライパンの汚れをふきとるようにしました。タオルをさく作業を楽しんで手伝ってくれ、環境問題に興味を持つようになり、良かったです。
- 環境については、いつも関心があるが、このようにチャレンジ月間の紙が来ると友達や近所の人と話ができるので良いと思う。
- 意識付けをするのに良い試みだと思います。定期的に行っていただけたら、環境保全意識も高まっていくのではないかと思いました。(なかなか一朝一夕にはいかないので・・・。)
- 毎朝河川敷をウォーキングしていて、川の汚れ、水の有難みを実感しています。
- 当たり前にしていること、未来の自然を守るためにできることを、子供に伝えていきたい。
- 日ごろから、環境問題のことなど気を付けていたつもりでしたもので、だいたい出来ているつもりでした。野菜くずなどはそのまま畑に捨てても元の土に戻るのに時間がかかるので、コンポストなど微生物により分解されてから捨てる方がいいので、今後は考えていきたいです。これからも家族でも環境問題など話し合って取り組んでいけたらいいなと思いました。
- 可燃ごみを減らすために、プラについた汚れを水で洗い流してプラスチックゴミとしてだしてはいますが、水の使用量や、河川浄化のことが気になります。
- みんな1人1人が少しでも意識して取り組むだけでも環境が改善していくと思うので、続けていきたいと思います。
- 以前から油類はふきとってから洗うようにしていましたが「まあいっか」と思う時もあり・・・。「まああいっか」を減らせるように心がけようと思いました。
- 汚水を出さないよう気をつけていたつもりでしたが、不十分ということに気がつかされました。家族での会話の中にも、「油はふき取った?」「そのまま流してない?」というやりとりがあり、互いに環境に対する意識づけができました。
- 我が子やその次世代の為に、少しでも今できるベストを尽くしたいと思っています。河川浄化は芦田川のみに限らず、地球の浄化につながり、全世界全ての環境を整えていくことにつながると思っています。一人ひとりの意識がとても大切だと思います。
- 前よりも水を大時にあつかうようになったし、水の環境に良い事をするのになれてきました。今回で学習した事を活かして続けていこうと思いました。
- 川の大切さをもっと理解することが大切だと思います。水質浄化の取り組みを特別なこととせず、習慣にできるようにしたいです。
- 私の住んでいる所は取り組みエリア外だと思いますが、生活排水を見直して身近な川からきれいにしていきたいと思い参加させていただきました。
- この取り組みを知って3年位になりますが、11月が強化月間のイメージがつきました。今では毎日の生活で心がけができるようになりました。以前テレビでこの取り組みや芦田川の水質についての番組を拝見して、意識が高まりました。微力ながら家庭から取り組もうと思います。
- 毎年時期を決めてチャレンジすることは意識づけになっていいと思う。
- 随分前から取り組んでいるので、近くの川にホタルが戻った。カワニナや魚が住んでいるのがうれしい。若い人にも実践してもらいたい。
『河川浄化チャレンジ月間』及びアンケートへのご協力、ありがとうございました。