芦田川 きれい☆きれいプロジェクト『河川浄化チャレンジ月間』のアンケート調査結果
「河川浄化チャレンジ月間」にて実施したアンケート調査結果を取りまとめたものを以下に示します。
1. 回答者の年代
回答者の年代は、60代以上の方が最も多く3割弱、次いで40代の方が2割弱という結果となりました。
回答者年代 |
人数 |
---|---|
20代未満 | 249 |
20代 | 24 |
30代 | 197 |
40代 | 329 |
50代 | 139 |
60代以上 | 498 |
無回答 | 212 |
計 | 1648 |
2. Q:水質浄化の取り組みを実行して、感じられたこと、行動の変化等はいかがですか?
<結果の概要>
- 「これからも続けて取り組んでいきたい」という意見が、全体の約7割強と最も多い結果となりました。
- 「前から取組んでいたので、特に変化はない」という意見が全体の約4.5割であり、普段から継続して実施している人が半数近くみられる結果となりました。
- 「芦田川に限らず、環境への関心が深まった」という意見が全体の約3.3割であり、本取り組みを通じた、環境に対する意識向上が確認されました。
- <その他の意見(主な回答)>
-
- 洗剤(食器用や洗濯用)を選ぶ時に、環境に優しい物に買い替えてみようと思いました。
- 家族の協力のもとで行って全員高まったと思う。
- 土手の草刈りがキレイにしてある場所には投げすてゴミがないと思います。
- 河川について考えるきっかけになるので、続けて欲しいです。
- 今、自分ができることを実行していかないと次世代の地球が心配。
- 洗濯の水が泡立って川に流れて来ます。(上流から)
- 河川浄化の運動も地域で数年続けているので環境についてあえて会話はないですが、運動を通して環境への関心は高く、維持していると思います。
- 主婦として食器の洗剤や洗濯の洗剤は常に気にかけて使っています。
- 川をゴミ捨て場と思っているのか、ゴミがよく捨ててあるのを見る事が多々ある。
3. Q:水質浄化の取り組みを実行した結果、どのように暮らし方に変化が現れたかお尋ねします。
<結果の概要>
- 「排水口にネットをかけて、調理くずや食べ残しを流さない」「食用油は直接流さず、紙にしみ込ませたり、固めたりしてごみとして出す」という項目は、6割強程度の世帯で以前から実践されているという結果になりました。
- 「汚れのひどい鍋、食器類は、ふき取ってから洗う」「食器類を洗うときに、洗剤の使用料を減らす」「洗濯の時に、洗剤の適量使用を心がける」という項目は、今回から新たに3割弱から3割強程度の世帯の方に実践していただくことができました。
- 「その他の取り組み」という項目で、独自の取り組みについてお伺いしたところ、たくさんの回答を頂きました。
- <その他の取り組み(主な回答)>
-
- 残食を減らす
- 水をあまり多く出さない
- お米のとぎ汁は庭木にまく
- 油の再利用
- ゴミの分別をする
- 食器を水につけ汚れを落としやすくした
- 洗車の回数を減らす(自宅)
- 入浴剤を使わない
- ペットボトル、トレー、牛乳パックのスーパーへの提供
- シャンプー・ボディーソープの使用量を減らす
- 自然にやさしい洗剤にする
- 洗濯の時に風呂の水を使う
- ポイすてをしない
- 食洗機を使う
- 週1回町内のゴミ拾い
- 食べ残しをしない量を考えて調理をする
- 三角コーナーと排水口の2ヵ所にネットをする
4. Q:『河川浄化チャレンジ月間』について、ご意見・ご感想がありましたら、ご記入ください。
意識の変化や今後の取り組みへの決意など、年間を通じた取り組みとして流域全体へ展開していくことが期待できる積極的な意見が多数見受けられました。
- こういう取り組みをすることで芦田川をきれいにしようとする意識が高まっていくと思うのでいいと思います。
- 素晴らしい取り組みなので、続けて欲しいですし、続けたいです。一人でも多くの方が意識を高めて未来の子ども達に安心して暮らせる環境であって欲しいものです。
- 私が小学校の頃は川(芦田川)で泳いで遊んでました。そんな川に戻って欲しいです。
- 子どもの頃に、環境を大切にする取り組みや学習をすることで、大人になっても役立つと思います。毎日の生活で気をつけることは、とても良い習慣につながると思います。
- このような取り組みがあることを初めて知りました。意識して生活排水の取り組みをしてみると、何げなくしていたことが、あたりまえの行動になりました。小さなことですが自分の行動が少しでも芦田川の美化に役立つと嬉しいです。
- 芦田川の汚れはよく新聞にも出ていますが、水質浄化にどんなことができるのか、一人ひとりが意識して、日常から取り組めるようにしたいものです。
- 環境のことを少しでも意識して生活することが大切だと思いました。
- 毎年、この調査を実施されていますが、継続されているのは良いと思います。ついうっかりしたりしますが、このアンケート用紙にふれると、そうそうきちんとしなければと再認識します。
- 以前から取り組んでいた為、違和感は全くなく続けられた。こういう習慣が一人でも多くなれば良いと思う。
- 生活排水改善も大切です。ゴミも流れているのをみかけるので、特にプラゴミとかの処分方法も徹底してほしい。
- 日頃より何となくは気にしていたつもりですが、この取り組みによって改めて環境について考え、子どもと話すきっかけにもなりました。
- 子どもが学校で習った芦田川について色々教えてくれるので、やりがいがあります。
- 子ども達だけでは、まだ取り組みにくいところもあるけれど、声をかけて少しでも意識してもらえるとうれしい。関心をもってもらえる事で取り組みも広がると思うのでこれからも続けてほしいです。
- 大人だけではなく、子ども達にも日常からこのような取り組みに関心を持ってもらえた事がうれしいし、子ども達にも協力してもらえて助かりました。
- 芦田川を助けるために、自分にできることをしっかりと考えて行動できてとてもうれしく、すがすがしい気持ちになった。
- 自分が流している汚水が、芦田川の汚染につながっていることをあらためて感じることができた。毎日のことなのでこれからも続けていきたい。
- 子どもたちも洗剤の量を意識して使っていたので、授業の効果だと思います。
- 学区も芦田川に近いので、気を付けてもっともっときれいな川になって、子どもたちが遊べる川になれば良いと思います。
- こどもの頃からこういった取り組みに興味を持つ活動は大切だと思います。一緒に取り組むことで楽しくできました。
『河川浄化チャレンジ月間』及びアンケートへのご協力、ありがとうございました。