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なぜ汚れるのか?

2019-02/19

芦田川 きれい☆きれいプロジェクト『河川浄化チャレンジ月間』のアンケート調査結果

「河川浄化チャレンジ月間」にて実施したアンケート調査結果を取りまとめたものを以下に示します。

1. 回答者の年代

回答者の年代は、60代以上の方が最も多く3割弱、次いで40代の方が2割弱という結果となりました。

「回答者の年代の割合」グラフ

回答者年代
人数
20代未満

269

20代
29
30代
308
40代
340
50代
125
60代以上
482
無回答
237
1790

2. Q:水質浄化の取り組みを実行して、感じられたこと、行動の変化等はいかがですか?

<結果の概要>

  • 「これからも続けて取り組んでいきたい」という意見が、全体の約8割弱と最も多い結果となりました。
  • 「前から取組んでいたので、特に変化はない」という意見が全体の約4.5割であり、普段から継続して実施している人が半数近くみられる結果となりました。
  • 「芦田川に限らず、環境への関心が深まった」という意見が全体の約3.5割であり、本取り組みを通じた、環境に対する意識向上が確認されました。

「水質浄化の取り組みを実行して、感じられたこと、行動の変化等はいかがですか?」グラフ

<その他の意見(主な回答)>
  • 継続は力なり。意識してやると続くものですね。
  • 近所の出口川にゴミを捨てているのを見ると、悲しいです。川掃除で定期的には綺麗にされているのですが。 年に2度、私は草むしりをする程度ですが。 (町内会でするときのみ参加)その他、道にタバコの投げ捨てがよく目につきます。 みんな場を綺麗にするという気持ちのゆとりがあるといいのですが。 中には散歩してる方がゴミを拾っていたのでとっても嬉しかったです。 私もできる限りゴミ拾いをしようと思いました。
  • 15年前子供が瀬戸川の水をくんで、学校で水質検査をした所一番汚れていた。それ以降気を付けてる。
  • 浄化槽の大半が合併槽になれば、少なくとも調理くずや食べ残しが流れなくて水質浄化に良いのでは?
  • アンケート開始以前から心掛けて実践してきました。少しは効果がでているのでしょうか?
  • ポイ捨てを見たら注意をする様にしている。通学路に面している川などに菓子袋など捨てられると拾って集めて町内会で意見し、1年に1度川、道路などきれいにしている。
  • 家族と話すのは溝といい、芦田川の河川敷といい、何故ゴミが捨てられているのか。どんな人が捨てているのか不思議でならない。
  • 1人でも多くの人が対策されると川がきれいになると思いますので、行政でのよびかけを大々的にやるべきです。

3. Q:水質浄化の取り組みを実行した結果、どのように暮らし方に変化が現れたかお尋ねします。

<結果の概要>

  • 「排水口にネットをかけて、調理くずや食べ残しを流さない」「食用油は直接流さず、紙にしみ込ませたり、固めたりしてごみとして出す」という項目は、6割強程度の世帯で以前から実践されている、という結果になりました。
  • 「汚れのひどい鍋、食器類は、ふき取ってから洗う」「食器類を洗うときに、洗剤の使用料を減らす」「洗濯の時に、洗剤の適量使用を心がける」という項目は、今回から新たに3割程度の世帯の方に実践していただくことができました。
  • 「その他の取り組み」という項目で、独自の取り組みについてお伺いしたところ、たくさんの回答を頂きました。

「水質浄化の取り組みを実行した結果、どのように暮らし方に変化が現れたかお尋ねします。」グラフ

<その他の取り組みアイディア>
  • 残飯を出さない。
  • 洗濯機排水ホースにネット。
  • お米のとぎ汁を植木にかける。
  • 環境にやさしい洗剤を使う。
  • 食べ残しをしない。
  • 無洗米にする。
  • 水を無駄に使いすぎないように心がける。
  • シャンプーやトリートメント、リンス等の適量使用を心がける。
  • 家族・友人に今回のチャレンジの話をする。
  • 洗剤を使わないタワシで食器を洗う。
  • 洗剤のいらないスポンジを使用。
  • 排水溝の定期的掃除。
  • 油汚れ以外はお湯のみで洗う。
  • 生ゴミは生ゴミ処理機で肥料にする。
  • お風呂のお湯を洗たくの水に使う。
  • 川にゴミを捨てない。

 

4. Q:『河川浄化チャレンジ月間』について、ご意見・ご感想がありましたら、ご記入ください。

意識の変化や今後の取り組みへの決意など、年間を通じた取り組みとして流域全体へ展開していくことが期待できる積極的な意見が多数見受けられました。

  • 各々の水質浄化の家庭の取り組みが、水質改善につながるので、きれいな芦田川になるよう引き続き努力していきたいと思います。
  • 生活に水はとても大切な役目をもっていることと、その水を人の手で汚したり失ったりしないよう、自然のしくみを理解しないといけないなと思いました。
  • とても良い活動だと思います。環境について関心が深まり、家族で実行していくよい機会になりました。
  • 今まで気をつけていましたが、日常生活の中で大切な項目ばかりである。項目をチェックすることで改めて環境についての意識が高まった。 一人ひとりのちょっとした気づかいや行動が大切な資源を守ることにつながったり、汚染がひどくさらに環境を悪くさせることにもなるので、これからも継続して実践していこうと思います。
  • このようなチャレンジがあることで、さらに浄化意識が高まりました。芦田川は福山の象徴なのでキレイな川にしていきたいです。
  • 分かっていても意識しないとつい普段通りにしてしまう。今回のチャレンジを機会に今後も習慣になる様取り組んでいきたい。
  • 今までやっていた事もあったし、新しいチャレンジといっても、思いつかずやれませんでした。やってこなかった事は、なかなか習慣がつかなかったのですが、出来れば続けて習慣になればいいと思いました。
  • 以前より子供が料理の手伝いをしてくれる時に、「フライパン、きれいに拭いといてね」と、声はかけていましたが、何でそうするのか理由をきちんと丁寧に教えてあげるいい機会になりました。
  • チャレンジ月間の時でなくても、いつもあたり前にしている事が(食べ残しを流さないなど)少しでも環境を大切にできているんだなと思いました。
  • 子供も環境問題について考える時間ができ、これからも常に意識して生活して欲しいと思います。
  • 子どもも、てつだいをしてくれるようになったし、これからも、この取り組みを守って生活していきたいです。
  • 子供に分かりやすく説明があったようで、家でのやり方にも感心を示すようになり有意義でした。
  • どのようにすれば、川がきれいになっていくのか。そのことについてよく知れる機会となりました。子供と一緒に考えながら新しい取り組みが出来ればいいと思います。
  • 皆の川なので、環境に日頃から気をつけ、子供達にもその大切さを日々伝えていければと思います。
  • 子ども達に伝えていく必要があるなと感じました。家庭で話題にしていこうと思います。
  • 水質浄化について台所では色々考えていましたが、その他の汚水についても川をよごしてしまうと子供に言われて浄化について考える事ができました。
  • 子供が持ち帰ってきたので、より頑張ってしなくてはという思いが強くなりました。三角ゴミをなくしました。
  • 実行出来るかはそれぞれありますが、時々でもこういう取り組みがあると、環境のことを考えさせられます。自然と共存が大事だと思いました。
  • 子どもから、「洗濯のすすぎは1回にしてる?」や「フライパンの鍋の油はふきとってから洗って」などの声も出て、学校での授業の内容がとても役に立っているのだなと感心しました。「子ども」河川浄化チャレンジ期間が終わっても続けたいと思いました。

『河川浄化チャレンジ月間』及びアンケートへのご協力、ありがとうございました。

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