芦田川 きれい☆きれいプロジェクト『河川浄化チャレンジ月間』のアンケート調査結果
「河川浄化チャレンジ月間」にて実施したアンケート調査結果を取りまとめたものを以下に示します。
1. 回答者の年代
回答者の年代は、60代以上の方が約4.5割と最も多く、次いで50代の方が約2割という結果となりました。
回答者年代 | 人数 |
---|---|
20代未満 | 3 |
20代 | 20 |
30代 | 127 |
40代 | 172 |
50代 | 240 |
60代以上 | 490 |
無回答 | 26 |
計 | 1,078 |
2. Q:水質浄化の取り組みを実行して、感じられたこと、行動の変化等はいかがですか?
「これからも続けて取り組んでいきたい」という意見が、アンケートにご回答いただいた人の8割近くと多い結果となりました。
- <その他の意見(抜粋)>
- 忙しい時、つい「まっいいか」と思うが、習慣づけるようにしていきたいと思った。
- 完璧には出来ないが出来る範囲で気をつけたい。
- 子供の頃からの意識付けが必要と思う。
- 普段から何気なくやっていた事が、河川の浄化につながっていると意識できました。
3. Q:水質浄化の取り組みを実行した結果、どのように暮らし方に変化が現れたかお尋ねします。
「食用油は直接流さず、紙にしみ込ませたり、固めたりして捨てる」という項目は約8割の世帯で、「排水口にネットをかけて、調理くずや食べ残しを流さない」「洗濯の時に、洗剤の適量使用を心がける」という項目は約6割の世帯で、以前から実践されていました。
「汚れのひどい鍋、食器類は、ふき取ってから洗う」「食器類を洗うときに、洗剤の使用量を減らす」という項目は、約3割の世帯で、今回から新たに実践していただくことができました。
- <その他の取り組みアイディア>
- 作り過ぎない、食べ残しをなくす。
- 生ゴミはコンポスト(生ゴミ処理機)で堆肥にする。
- チラシなどの上で野菜の皮をむき、直接すてる。
- 米のとぎ汁は花壇や畑の水やりに使う。
- 汚れはヘラで取ってから洗う。
- 食器の汚れによって、洗剤を使わなくてよいものを分別して洗う。
- 食器洗いにアクリルたわしを使い、洗剤を使わない。
- 食器用の洗剤をうすめて使う。
- 環境にやさしい洗剤や重曹洗剤を使う。
- お湯につけてよごれを落ちやすくしてから洗う。
- 風呂の残り湯を洗濯や植木の水やりに再利用する。
- 入浴時、シャンプーやボディソープの使用をひかえめにする。
4. Q:『河川浄化チャレンジ月間』について、ご意見・ご感想がありましたら、ご記入ください。
意識の変化や今後の取り組みへの決意など、年間を通じた取り組みとして流域全体へ展開していくことが期待できる積極的な意見を多数いただきました。
- 家族で話し合う良い機会になりました。汚れのひどい鍋や食器はふき取ってから洗う“ひと手間”で洗剤量も水の量もすごく違うので、チャレンジ月間が終了してからも意識しようと思います。
- 参加してから、気を付けようという気持ちが、今までより強くなりました。少し気を付けるだけでも、排水溝の汚れも減り、掃除も楽になるので、これからも続けたいです。
- 河川浄化を意識しての行動はとてもよい経験でした。これからも続けて実行していこうと思います。
- とても大切なことだと思います。みんなで協力して川がきれいになるようにがんばっていきたいです。
- 本当に意識しないと続かないし、続けないと意味がないと思います。これを機に多くの人の関心が高まり、引き続き取り組みがされて行くことを願っています。
- 皆で浄化運動に取り組めば、再びきれいな水を取り戻すことが出来るでしょう。チャレンジを続けましょう。
- 皆で協力して一日も早く「ワースト1」から卒業したい。
『河川浄化チャレンジ月間』及びアンケートへのご協力、ありがとうございました。