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円空展 330年の祈り

【内容】 江戸時代初めの寛永9(1632)年、美濃国(岐阜県)に生まれた円空は、出家後に、像を作りはじめた32歳から、元禄8(1695)年に64歳で亡くなるまでの30年余りの間に、日本各地を巡錫しながら12万体の像を彫り遺したとされています。
現在確認されているだけでも、実に5400余体にも上ります。
本展は、円空没後330年を記念し、今も伝え継がれる円空像の中から、初公開を含む優れた像をおよそ150体で紹介いたします。
円空造像のはじまりとされる自らの悟りの境地を追い求めた〈上求菩提(じょうぐぼだい)〉と、後半生の庶民を仏の道へ導き救済をめざした〈下化衆生(げけしゅじょう)〉の二つの世界観で構成し、円空の信仰と布教の変遷を、躍動する鑿使いで表現されたさまざまな祈りのかたちでたどります。
【期間】 2025年11月13日(木) ~ 2026年1月13日(火)
【時間】 9:30 ~ 17:00
【場所】 奥田元宋・小由女美術館
【入場料】 あり
【連絡先】 奥田元宋・小由女美術館 TEL:0824-65-0010
【HP】 https://www.genso-sayume.jp/